【第11話】

室伏順子のウエストが着実に減っていく中、ひとつの問題が生じた。
下着のことである。
これだけウエストが変わってボディラインがシェイプされれば、
当然、ブラのサイズも変わろうというもの。
そこで姫が飛び込んだのが、青山は骨董通りの裏に位置する
ランジェリーショップ「リュー・ドゥ・リュウ」。

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ここリュー・ドゥ・リュウのオーナー、
龍多美子さんは(りゅう、りゅうと連呼していますね)、
姫の長年の友人であり、お姉さん的存在の方。

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最近も「自分の中のきれいが今すぐ目覚める本―
本当の美は本当のあなたが知っている
」という本を出版され、
多くの女性ファンを持つカリスマオーナーである。
じいも、随分前から龍さんの存在は雑誌などで読み、憧れていたが、
まさか姫のお友達とは!

姫の報告によれば、フィッテイングに立ち会った龍さんが
「ない、あら?ない、(お腹の余分な)お肉がない!」
と叫ばれたとのこと。

下着界のカリスマを驚かせるとは…姫、
よう精進なされた、とこれまた涙、涙のじい。

この日、新しい下着のトップはサイズアップし、
アンダーは12センチもつめたと聞き、
今度は私が「ええっ?」とのけ反る。
なななな、なんと、ウエストまわりがやせただけではなく、
信じられないメリハリボディが実現したという証拠。
早くも、この時点で「使命を果たした感」が沸き、
もはや、涙しかないじいなのでありました。…まだ、早いって。

東京での超多忙なスケジュールをこなす傍ら、
姫の精進は続いた。(BGMはここから明日のジョーにしてね)
モンクレーのスポーツウエアとウォーキングシューズに身を包み、
日の出前の神宮外苑を、
歩く、歩く、歩く…しかも「後ろ歩き」で。


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この後ろ歩き、美容法のプログラムのひとつなのだが、
歩くだけで体型が美しくなり、
特に下半身のラインが大きく変化するというもの。
最初は、全く違う場所に力を入れて歩いたせいか、
姫は全身、筋肉疲労を起こされた。

そこで、「あれ、歩き方、間違ってますよ。こうですって」
とわたしが見本を見せると
「…うむ、妙な歩き方じゃな…」とブツブツ言いつつも、トライする姫。

かくして、後ろ歩き専用シューズも購入し、
姫の「性格は前向きなんだけど、歩くのは後ろね」な日々が始まったのである。

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全身のラインは変わってきた!ゴールは近いぞ、ラブリーキャリア、
さぁ、明日に向かって後ろ向きに進め!

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追伸 

そんなこんなの慌しい日々の中、
姫はお城の軍師さまに誘われて、
マライア、キャリーを見に行ったりしたらしい。

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アジアの国々では、姫の本が台湾語と、韓国語に訳されて出版された。
そのうち、表紙に姫の全身を使ってくれたりしないのかな。
「グラビアキャリア」なんて新たな分野を開拓したりできるかも。

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アジア、と言えば、横浜中華街…ここの黒酢ラーメンは姫の好物。

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中華街って、公衆トイレも警察の看板も・・・・

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いろいろな風景がどっぷり中華してるのね。

実践期Ⅰ | 2006年11月08日
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