【第12話】

皆さんはアーユル・ヴェーダをご存知か?
そう、インドの伝承医学のことである。
最近、姫が、このアーユル・ヴェーダにはまっていると聞き、
「それは何だ?」と興味津々な私。
美容家とはいえ、これについては聞きかじった程度にしか知らないじい。

元々、私は20代の頃、病弱であった関係もあり、
漢方とかアーユル・ヴェーダとか、
体に良さげなものには何でも首をつっこむタイプ。
早速「教えて」ということになり、姫のアーユル話に耳を傾けた。

場面は移り、ここはまたもや青山。
某所にあるアーユル・ヴェーダ専門のクリニックに姫は通っている。
おそらくは、日本ではここだけであろうと思われるドクターによる診療施設。
ドクター蓮村の「脈診」に始まる診察は、愛溢れる温かいもので、
体の傾向や体質について話が及んだとき、姫は思わず涙したらしい。

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体や心を軽くするための、日々の食生活の指導などもあり、
ために、姫は毎朝4時からヤカンでコトコトと生姜湯を煎じ、
ポットに入れてこれを持ち歩いている。
生姜湯は、姫の体の浄化を促し、温めてくれる作用があるらしい。

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振り返って考えれば、姫がアーユル食を始めた頃から、
また一段と美容法の成果があがったような気がする。
以前にも書いたが、体は食でできている。
そして、心も食でできていると言っても、決して過言ではない。
食育なんて言葉もある時代である。

いかに美容法が良くても、食を疎かに考える人には美の女神は微笑まない。
大切な大切な自分の顔や体を本質から輝かせるために、
私たちは自分自身の体が何から構成され、何によって生かされているのかを、
もっと深く知る必要があるのだと思った。
食を愛おしむことは、美人道の王道である。

実践期Ⅰ | 2006年11月15日
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