【第21話】

もうすぐ、クリスマスである。

竹内まりあの「クーリスマスは誰にもやってくるぅ」という、某揚げ鳥屋の
CMソングを口ずさみながら、クリスマスの日に思いを馳せる私…。



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ウエストがきゅきゅっと引き締まり、ナイスバデーな姫と共にフルレンを着まくって
あちこちの「集い」に参加したかったじいだったが、この願いは人魚姫の祈りの
ごとく、儚い泡と消えた…。



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姫が忙しすぎるのである。

じいとて決して暇ではないが、スケジュール調整の難しさは、姫と並ぶものではない。

「えっ、姫、ヒルトンでのクリスマスパーティ、欠席ですか」

「うん、許せ、じい。姫も仕事では、どうにもならぬのじゃ」

「じゃあ、ヒルズのクリスマスもパスですか」

「済まぬ、それにはシンと出ておくれ」

と、オールクリスマス会、オール忘年会パスの様子。

ここ数ヶ月の姫の変貌ぶりを「真紅のフルレン」という最高のおまけ付で
城外の皆々様にご披露しようと張り切っていたじいにとって
そのショックは大きかった。

「姫の艶姿を皆様にお見せしとうございましたものを…」
(大きく肩を落とし、落胆した家老の後姿を、どうかご想像下され。)



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いやいや、ここで嘆いておっても仕方のないこと。

待てよ、これを吉と取れば、この流れ、姫の目標を達成させるための
天の采配と読むこともできる。

パーティー→飲み食い→アーユル食を理由に断る→まぁまぁ、今宵くらいはいいじゃ
ありませんか、室伏先生→無碍にはできない→カパがあがる→筋トレも面倒くさくなる
→姫のウエストサイズが逆行する→じいの祈りが露と消える

この図式からすれば、やはり、オールパーティー・パスという姫のスケジュール展開
も、もしかしたら、じいの思う壺なのかもしれない。

事実、じいのクライアントの皆様の声で、この時期、一番多いのが
「忘年会にやられました系」のものである。

2度、3度と度重なるクリスマスやら忘年会やら、あっと言う間にくるお正月の御節料理
やら。

考えると、一年の中で最も険しい「美容道」の難所が、この年末年始なのだ。

それに気づきを得たじいは、思わず天…いや、じいは仏教徒だから、仏に
感謝の念を捧げた。
(仏教徒でも何でも、クリスマスは楽しいし、チキンは美味しいよね)

ついでに、今は亡き、じいちゃんとばあちゃんの仏壇にも手を合わせた。

すべてのものよ、どうでも良いですから、わが藩の姫君のウエストをお守り下されたし
…と。

そんなじいの切なる願いを知ってか知らずか、今日も姫は社会のために
身を粉にしながら働いている。

逆に、姫が忘年会、パーティ三昧だったら、私の身が心配で痩せ細ったりしてね。


追伸

姫のフルレンがご披露できないので、せめて、仙台のクリスマスパーティに出席
した、じいのフルレン姿をご紹介。
え、別に見たくないってか。



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コメント ( 4 )実践期Ⅱ | 2006年12月18日
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コメント

じいさま!超カワイイですっ!
私もいつか似合う姿に!!

なお|2006年12月18日

なおさん、ありがとうございます!かわいいなんて、久しぶりに言って頂きましたぁ。うふっ、もう一回、言って。来年のクリスマスは姫と三人でフルレン着ませうね。

じい|2006年12月18日

初めまして、じいの目がとっても魅力的ですね、ご酒をたんと召しあがりましたか?でも大人チックですてきですね、年末年始の誘惑に負けないで下さいね

恣聞|2006年12月18日

恣聞さん、コメントありがとうございます。年末年始、お互いに飲み過ぎ食べ過ぎには気をつけて、姫と共にウエストサイズをキープしましょうね!

じい|2006年12月18日