【第44話】 |
仙台日帰り出張からの帰途、新幹線の中で面白い記事を見つけた。
表紙の篠原 涼子の美しさに目が眩んで、久しぶりにキオスクで「anan」を購入。

車中で食い入るように読んでいると、
(なぜかというと、この号のタイトルが「モテメイク完全ガイド」だったんですね)
髪型についての興味深い「考察」が述べてあった。
例えば…。
いくらなんでも、というような「ヘアースタイルとメイクだけバブル時代そのまま」という方。
得てして、じいと同じ年代に多いのだが、このような方々の心理を雑誌「anan」の中では
次のように述べている。
「この手のタイプは、ベストのメイクがモテ時のピークで止まってるんですよ」と。
まるほど…。
つまり「最高にイケてた時代のヘアースタイルとメイク」が、その人の中では
「自分を最も美しく見せるヘアースタイルとメイク」になってるってことか。
髪型とメイクが、思い出とワンセットになっているのね。
あれから20年。
時は流れトレンドが移り行く中、マイノリティーであるにせよ、バブル時代のヘアースタイルが
未だ淘汰されきっていないことに、こんな理由があったとは。
よく「あの人のヘアースタイル、時代が止まってますよね。美人なのにもったいない」
という言葉を耳にしてきた。
じいもそんな話をこれまで数限りなく聞いてきたが、その陰にまさか
「その人の過去への執着の心」が潜んでいたとは気がつかなんだ。
いやはや、勉強になりました。
やっぱ、たまに買うべきだわね、anan。

古くから、髪は女の命と言われてきた。
今の時代になれば「女の命」どころか「男の命」の場合だってある。
美しさだけでなく健康管理という点においても、髪の色艶は大切だ。
じいは子供の頃から母に「ヘアースタイルは顔の額縁。顔だけキレイにお化粧しても
髪型が似合ってなければ全て台無しになる」と教わってきた。
顔は絵画、髪はその絵を引き立てる額縁。
せっかくの素晴らしい絵も、額縁次第で「評価が上がったり下がったりする」という訳だ。
また、ヘアースタイルを変えることによって過去をスッパリと清算する気になったりもする。
その、最たる例が「失恋ショートカット」であるが、この効果も案外バカにはできない。
長年、伸ばした髪の毛を切ることによって「過去の時代を刻んできた体の一部を捨て去る」
ことができるからだ。
わりと手軽に「過去にバイバイする手法」っていうか、けじめの儀式としての
ヘアースタイルのチェンジ。
(…でも、今どき彼と別れたからって髪を切る女子っているっけ?)
これは、別に失恋だけに使われる切り札ではない。
仕事が上手くいかない時、セルフイメージを大きく変えたい時。
ヘアースタイルを変えることで突破口を開いた女性を、じいは何人も知っている。
髪型を変えることで心の中にわだかまっていた「何か」が吹っ切れ、文字通り、
身も心も軽くなったと、彼女たちは語っていた。
ananがおっしゃるように、心と髪は「深いところでリンク」している証拠である。
実際、心が元気でなくなってくると「髪ボサボサでも平気」というふうになってくるらしい。
自分で自分に関心があるからこそ、自分の髪も大切にできるということか。
今の時代を思いっきり呼吸して自分の髪を再点検してみたら
意外と新しい発見があるかもしれない。
その先には、まだ出会ったことのない「魅力ある自分」が待っているかもしれない。
そんなことを考えていると、やっぱり「髪は女の命っていうか、人生の象徴よねぇ」
などと、しみじみしてしまうじいでした。
「神が宿る場所」だから「かみ(髪)」と呼ばれた。
そんなスピリチュアルな意味を持つパーツだからこそ、そこにその人の人生観や心の状態が
如実に表れるのかも。
自己表現の最重要アイテムである「髪」。
色艶、手触り、そして形に至るまで、再点検をしてみませんか?
…ちなみに、じいはヘアースタイルを変える時、必ずスタッフの「人気投票」を開催します。
聞き取り調査とも呼ばれているが、要するに「ねぇねぇ、私、短いのと長いの、どっちが似合う?」
って会う人ごとに聞いて回るというもの。
簡単だけど、客観的自己評価が確実にわかるから、皆様もどうぞお試しアレ。
老いも若きも、男も女も、髪ではやっぱり皆、苦労しているんだよなぁ。
追 伸
クライアントさんから「赤のシャンパン」を頂いた。

日本では入手困難なもので、海外からダース買いしてきたらしい。
「先生にも一本持ってきたけど、あれ?焼酎が良かったっけ?」と言われました。
…あ、こんなことブログに書いたら蓮村先生にバレるかな。
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実は絵画教室に通っていたこともある私。いい絵は額縁も確かにスゴイです。額縁だけでも見る価値あるものもあります。「髪は額縁」、すてきなお母様ですね。
なおさん
コメントありがとうございます。
春に向けて、じいも少しヘアースタイルを変えたいと思う今日この頃…。
髪を変えて、身も心も「春」を満喫する予定。
なおさんはどうですか?