彼女にとってのパラダイムシフト |
今週月曜日、Mさんから届いた週報は、いつもにましてボリュームの多いものでした。
そして週報に書ききれないことがメ、ール本文にも綴られていました。
先週はMさんの中でパラダイムシフト(就職ということに対する見方・捉え方が大きく変わり、あり方も変わった)した週であるように思います。
実は先週から今週にかけては、私にとっても転換期でした。
会社が何を目指すのかが明らかになり、自分の節目である誕生日を迎え、
そして自分を高めてくれるパワージュエリーとの出逢い。
人生には、コペルニクス的転換を図る時期が節目節目にあるように思います。
Mさんとは先週1時間ほどでしたが、会って話をしました。
その日は「会社が自分を選ぶのではない、自分がこの先の人生で実現したいこと、
人として大切にしたいことがその会社で体現できるのか」ということを考えて、
自分が会社を選ぶという気持ちも忘れないこと。
そのためには、会社説明会や会社案内のパンフというパブリックな情報だけではなく、
自分の足で目で耳で、情報を集め、自分の価値観と照らし合わせて
考えることが必要、という話をしました。
偶然なのか、必然なのか、その日から彼女に入ってくる情報が変わってきたようです。
いえ、もしかしたらそのことに彼女がアンテナを立てたからかもしれません。
ある会社ではこのように言われたそうです。
「面接官としてあなたと話をしていて今季一番熱くなりました。謙虚で素直な人だと思いました。私はあなたがうちに来なくてもいいと思っています。どこでもやっていける原石は持っています。今うちへの志望度が80%。きちんとあなたにとって有益な企業を見極めてください。私はあなたにもう一度お会いできたら嬉しいです」
別の会社では。
「肩書きや規模ではなく自分がどう働きたいのか、企業が自分のことをどういう風に見てくれるのかを考えてください。現実、現場を見て、本当に企業のやり方と自分が合っているのかを見極めて下さい」
そしてこんな話も聴かせていたけたようです。
「就職活動とは何だと思いますか?」という質問。
Mさんは「社会人の予行演習です・・。何だと思われますか?」と聞き返しました。
面接官は頷きながら、「僕は卒論だと思います」とおっしゃいました。
人は一般的に20歳までで人ができあがると言われています。
成人は「人と成る」という意味でしょう?
あなたたちはそれまで多くの人にサポートされて生きてきました。
家庭はあなたたちを中心に回り、親にサポートされてきた。
学校もあなたたちを中心に回り、教師にサポートされてきた。
社会に出るに当たって、あなたたちは就職活動でこうして面接を受けて、評価されます。
それはあなたへの評価であると共に、あなたを通して今までサポートしてくれた人に対する
評価でもあるんです。そして、今度はサポートする側になるんです。
20年間の成長、卒論が就職活動だと思います。
この日、やっと、私は友人がある偉い方に聞いた
「親への感謝を忘れない学生は必ず内定を貰うことができる」という意味を
すっきり理解することができました。
Mさんのお母様からも折に触れ心の琴線にふれる言葉をいただいているようです。
「自信が過ぎると驕りになり、謙虚が過ぎると卑屈になる。
自信と謙虚の狭間で生きることが大切だ」
私の母親がいい言葉を見つけたと言って聞かせてくれた言葉です。
これは役者の大滝秀治さんの言葉だそうです。
就職活動で根拠のない自身が崩壊し、思わず卑屈になり、しかし企業はやる気に溢れた無知の若さを求めているのではないかと再び驕り、しかし、自分の経験の足りなさに卑屈になり・・・。
そして、就職活動を通して多くの方と出逢うことで、『高い目標を持ち、きっと私ならできるとがんばりつつ、目の前のことを一生懸命する』というバランスに気づきました。
Mさん、あなたにとって、この数日は特に大きな意味のある毎日でしたね。
しかし、そのことに気付いたのは、頑張り、悩み、落ち込み、そしてまた
前に向かった進んで来た、これまでの日々があったからです。
今あなたはとても晴れやかな顔をしているのではないでしょうか。
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