Vol.2:室伏順子との出会い(1)

さて、室伏さんとの出会いについてお話しましょう

室伏さんとの出会いは、かれこれ数年前にさかのぼります。

私は教育コンサルタントとして転職し 2年程が経過した頃でした。
その頃の私は、教育コンサルタントとしての仕事と並行して会社の方針からe-Learningソリューションの立ち上げ等にも片足を突っ込んだ状態にあり、少々頭がグロッキー気味でした。

社内調整に多分に時間を取られ、何をするにもまずミーティング (とはいえ、何も決まらない非生産的なものでした・・)、と拘束時間も半端ではありません。また、教育コンサルタントとしての会社における自分の位置付けに対しても疑問を持ち始めた時期でした。 日々、誰もやりたがらない仕事を便利に押し付けられている気がしてならず その”押し付けられ感”に息苦しさを覚えていました。

「コンサルタント」って何やら偉そうに机上の空論を語っているようなイメージが少なからずありませんか?そこで更に枕詞に「教育」と付くと、そのイメージは増幅しますよね?

また、開発現場にいると、”教育、人事って楽そうでいいよなぁー”という気がしませんか?

実際は、開発現場と同様に”調整”と”開発”の嵐です。

受講者の期待と人事部の理想との板ばさみに悩みつつも、限られた時間の中で様々な方法を駆使し、少しでもお客様の社員の育成に貢献できるようにと、日々、調整とコース(テキスト)開発に追われる毎日です。そのような中で、会社からは「利益」と「コスト削減」を求められ、お客様からは「更なるサービス」と「研修費用削減」を求められる状態です。

丁度、ITバブルがはじけた直後は、そのような傾向が顕著でした。

ですが、合言葉は”Win-Winな関係”・・・「何やらうそ臭いなぁ」と心の中で叫びつつ、ひたすら仕事をこなしていました。

そんなある日、一緒にe-Learningを担当していた同僚が私に声をかけてきました

「この間さ、シンガポールから来ていた社員の講演を聞きにセミナーにいったんだけどさ、そこで面白い人にあって名刺交換したんだよねー。会いにいこうや?」

この時「このくそ忙しい時期に、こいつは何ゆーとんねん?」という気持ちが先にあったのですが、グロッキー状態の頭をリフレッシュするいい機会かもしれないという思いもありました。今思えば、少々精神的に限界に達していたのかもしれません。

「いいよ。会いに行ってみようかぁー」

と、とっさに答えていました

それから1週間後・・青山のオフィスに同僚と私は室伏さんに会いに行くことになったわけです

<つづく>

表の青山 | 2006年10月11日
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