Vol.41:人を動かす(1) |
「同期トップセールスガールへの奮闘記」の「むずかしい・・・」に、”私が難しいと感じたのは人の動かし方”と書いてあったのを見て、solmicも自分の過去の言動を振り返ってみました。
今のsolmicなら、
人を動かす上で必要なのは、その相手との継続的なコミュニケーションと信頼関係、そして相手の言動のクセを見極めること
と回答すると思います。
会社の中で”人を動かす”場合、大きく
(1) 上司の立場で部下を動かす場合
(2) 他部門の(=普段一緒に仕事をしていない)人を巻き込む形で動かす場合
があるように思います。
(1)は、上司=プロマネ、部下=メンバという場合もありますが、正直なところsolmicは得意ではありません。理由は「人に仕事を振ることが苦手」だからです(今でもあまり得意とは言えません)。「自分がやってしまった方が早い」という気持ちが根底にあったためですが、言い換えれば「部下を信じることができなかった」ためとも言えます。(要は、solmicに上司としての器ができていなかっただけなのですが・・・(^^;))
今の自分であれば、当時の自分に「部下を育成する気のない上司だな!お前は!」という突っ込みを入れていると思いますが、当時は、日々の仕事量と効率性を考えると、どうしても部下に仕事を任せる気になれないでいました。
上司が部下に仕事を任せる、というのは当たり前のようですが、上司の立場になって初めて分かったのは、”任せる側には相当の勇気、覚悟が必要である”ということでした。(もちろん、中には突然部下に仕事を丸投げする上司もいますよ)
何がきっかけかは覚えていませんが、多分仕事が回らない事態に陥ったためでしょう・・・ある時solmicは、部下に仕事を任せる、という禁断のパンドラの箱を開けてしまいました。
が・・・当然、慣れていない部下達に任せたので、進捗上のケアレスミスや顧客からのクレーム、関係各所への報告漏れが多発し、自分の仕事も一時期倍増するはめになりました。
また、部下達も人間ですから、各々が性格も仕事のスタイルも全く異なります。「やってみせ、言ってきかせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」という山本五十六元帥の名言がありますが、「やってみせる」方法、「言ってきかせる」場面、「ほめてやる」タイミングを間違うと、部下達を動かす前に、部下によっては落ち込み、怒り、仕事を放棄してしまうこともありました。
solmicもできた人間ではありませんから、裏ではキレまくりました(夜中に壁をけとばして穴をあけたこともあります)。何とかギリギリのラインで、部下の目前で直接キレずに踏みとどまったのは、以前「Vol.6:上司とDNA(1)―Vol.8:上司とDNA(3)」にて記載した上司の記憶があったからです。
上司としては、試行錯誤を重ねながら、部下一人ひとりと相対していくことを日々要求されます。これには、「他人は自分の思う通りに動かない」という当たり前のことも考えられないくらい、通常の仕事よりもストレスを感じました。「こんなことなら、最初から自分がやればよかった・・」と思ったことも一度や二度ではありません。(で、家のトイレの扉も破壊されたわけですが・・・)
ところが面白いことに、嫌々でも部下とコミュニケーションを取りつつ、仕事を任せ、そこで部下のやらかした失敗のフォローに入っているうちに、部下達の仕事における言動のクセが見えてきたのです。クセが見えてくると、部下に対してポイントを抑えた最小限のアドバイスができるようになり、しまいには「さて、次は何をやらかすか?それとも工夫して自分で乗り切るか?はたまた終盤で泣きついてくるか?」と、内心ではハラハラしつつも、ほんの少しだけ余裕を持って部下達を見守ることができるようになっていました。
そのようなsolmicの気分は部下達にも伝染するらしく、部下達も徐々に落ち着いて仕事に取り組むようになり、一人ひとりが仕事を効率的にこなすための工夫を始めました。
ついついsolmicが過去の実績に基づいた仕事のやり方を採ってしまうのに対して、部下達のやり方は斬新で中々効率的でした。部下達の視点・ものの見方には、常に発見させられました。自分の経験をベースに部下達の視点を採りいれることで、チームの生産性もどんどん変化していくのです。ここまできて、ようやく”チームワークで仕事をこなす”という意味をsolmicは実感したわけです。
”上司が部下を動かす”と言いつつも”部下(の成長)が上司を動かす”という側面もあるのです。
<つづく>
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コメント |
もしやそんなふうにわたしも見られているのでしょうか?!
働くって面白いんですね?
Mさん、こんばんは
働くことが面白い、という気持ちでいると、様々な視点で仕事を見ることができると思いますよ。まずは、上司を動かせる社員を目指してみてはいかがでしょう?(^^)