ソーシャルスタイル解説
2つの切り口

1.思考表現度とは

人の行動に着目する場合、2つのポイントを見ることが役に立ちます。それは、思考表現度感情表現度です。これは、1960年代にDr.David Merrillによって提唱されました。

思考表現度とは、まわりの方からみて、その方の考えや主張がどのくらい力強いか、またまわりの方がその方にどのくらい影響されるか、ということの度合いを意味します。

難しくきこえますか?これは、ご本人の内心の思いの強さはさておいて、それを表現したり行動に表す時、相手の方が、その方を、"まわりの人に影響を与えコントロールしようとする傾向が強いな"と感じれば思考表現度が高い、"弱いな"と感じれば、思考表現度が低い、ということなのです。

さきほどのA子さんとB子さんではどうでしょうか?二人とも、内心は同じくらい強く、"今日は、是非、一緒に飲みに行きたい"と思って電話をしていますが、一般に人はどちらの電話に強く影響される…、つまり、誘われているな、ということがわかりやすいでしょうか?

遠慮がちに予定をきいてくるB子さんより、単刀直入に用件を言うA子さんの方ですね。A子さんは思考表現度が高い、B子さんは低いわけです。

では次に、思考表現度の高い方、低い方は、それぞれどんな話し方をするでしょうか?その見分け方は、何がポイントになると思いますか?

A子さんのように単刀直入にものを言う方は、B子さんのように婉曲にものを言う方にくらべて、声は大きいでしょう。また、口調は明確で、語尾もはっきりと言い切り、断定的でしょう。"私は、〇〇のお店にいきたいの""△△が食べたいわ""それは、いや""××しましょう"という感じです。

一方、B子さんは、声はソフトで、口調も穏やか、語尾は誘うような感じや、相談するように問い掛けることが多いでしょう。

"〇〇のお店がいい、って聞いたのだけど、どうかしら?""△△が有名らしくて、評判がいいみたいよ""それは、どうかしら…。""××する、というのはいかが?"という感じです。
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